【シンガポールで投資】シンガポールリートの値動きと金利【3月雑感】
どうもTatsuoです。
ここ数週間、金利の変動を受けてか、シンガポールリートの値動きが見られたので、本記事では、3月に入ってからのシンガポール投資における雑感を書いていきます。
3月初旬のシンガポールリートの値動き
3月は、第1週目からシンガポールリートの下落が目立ちました。
一日でどかっと下がるわけではなく、じりじりと毎日1%程度下がる下げ方で、第2週の終わりころには下落も落ち着き、上昇しはじめました。
このシンガポールリートの値動きは、3月第1週目から第2週目にかけての金利の変動が影響したものと思われます。
一般に、金利の上昇は資金調達コスト上昇につながり、株価を下げる要因となります。
リートと金利の関係については、フィデリティ投信株式会社のレポートなどが参考になります。
シンガポールリートの下落を受けて
シンガポールリートは安定的なリターンが魅力だと思っていますので、今回のような値下がりは特に気にしないようにしています。
私は、ここ数カ月、Mapletree IndustrialとLion Philippe S-REIT ETFを、配当利回りが4.5%以上となったタイミングで少しずつ買い増しています。
今はTiger Brokersがシンガポール市場の最低取引手数料免除のキャンペーンを実施しているので、一度に多くの資金を投じるのではなく、タイミングを見て、100-200株単位での投資を行っています。
じりじりと下げ続ける局面では、ついつい、まだ下がるのではないか…?と投資に二の足を踏んでしまいがちですが、少額投資だと安心して毎日資金を投じることができて良いです。
底値で一度に多くの資金を投じることが理想ですが、いつが底かなど誰にも分らないですし、自分の中で基準としているリターンが得られる株価水準であれば、投資を続けることにしています。
自分の基準としている株価水準よりも安いのであれば、(仮に底値から多少戻していた場合であっても)投資を続けることが、リターンを大きくするときに大切になってくると考えています。
金利上昇局面でのシンガポールでの投資
金利上昇局面では、シンガポール投資では、
- 安定的な配当が見込めるシンガポールリート:主にIndustrial / Logistics
- IS ASIA HYG USD:アジアのジャンク債ETF
- Singapore Savings Bond:シンガポール居住者のみ購入可能な、国債のようなもの
といったものに資金を投じていきます。
まとめ
ここ最近気になっていたシンガポールリートの値下がりと、それを受けての私の雑感を書いてきました。
今後も、気になるトピックがあれば随時記事にしていく所存です。
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