【シンガポールで投資】Tiger Brokers口座開設編

どうもTatsuoです。
さて、本記事ではTiger Brokersで口座を開設するまでを詳しく解説します。

Tatsuo

基本的には指示に従ってフォームを入力していくだけなので簡単ですが、ところどころ、どう対処すれば良いのか分からず戸惑う点もあったので、つまづきポイントとしてご紹介します。

Step 1. アプリダウンロード

スマホアプリからの手続きの方が簡単なので、まずはTiger Brokersのアプリをダウンロードします。

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アプリをダウンロードしたら、電話番号とパスワードなどの設定を行っておきます。

Step 2. アカウント作成

アプリ内の”Open Account Now”から、手続きを開始します。

つまづきポイント1:Country Information

Country Informationを入力するところで、JapaneseやJapanがありません。

Tiger BrokersのカスタマーサービスとのChatで確認してみると、

「とりあえず全てSingaporeで入力してくれ!あとでアップロードされた身分証と相違があればTiger Brokers側で修正するよ!」

とのことでした。

というわけで、ここはSingaporeを選択して手続きを進めます。

Tatsuo

後々のForm W-8BENでもJapaneseが選択肢にありません。
念のため、都度ChatでTiger Brokersに問合せてください!Chat開始時に、電話番号もしくはメールアドレスを入力すれば、口座開設部隊と連携してくれます。

つまづきポイント2:TIN

TIN(Tax Identification Number)はEPの番号のことです。

つまづきポイント3:Account Opening Method

Account Opening Methodでは、SingPass-Myinfoから自動入力させる方法と、手入力する方法のどちらかを選択します。

SingaporeanもしくはPR保持者の方であれば、Myinfoを活用して登録できます。

EP保持者の場合は、手動での入力となりますので、Open Account with Manual Fillingを選択します。

Step 3. 基本情報の入力

Manual Fillingを選択したら、次は氏名や住所など、基本情報の入力です。

私が開設する際は、Job Informationについては直近の勤務先だけを書いたのですが、後でchat経由で2015年からの雇用状況を尋ねられました。

Investment Informationですが、Account TypeのMargin Accountは信用取引口座のことです。信用取引をしない方は、Cash Accountを選択しましょう。

Optionや先物取引をするか否かもここで選択します。

つまづきポイント:Form W-8BENにおける国籍選択

Form W-8BENとは、Certificate of Foreign Status of Beneficial Owner for United States Tax Withholdingの略で、米国に提出する在外証明書(米国国外に住んでいることを証明することで、米国の課税が免除される)のことです。

Tiger BrokersのForm W-8BEN入力フォームでは、Country Informationで入力した居住国、国籍が自動で入力されます。

Country InformationでSingaporeを選んでいると、Form W-8BENでもSingaporeと入力されてしまうのです。

米国国税庁への提出書類なので、Singaporeと入ったままconfirmすると、国籍等の虚偽の申告になってしまうのではないかと不安になったので、ここでもTiger BrokersにChatで問合せました。

すると、後で修正するからそのまま進めていいよ!とのことでした。

Tatsuo

この適当さにシンガポールらしさを感じました。

ちなみに、口座開設後に記載内容がきちんと修正できているか確認できます。

Step 4. 取引経験等の入力と必要書類の添付

さて、いよいよ最後のステップです。

つまづきポイント1:CRSにおける国籍選択

CRSとは、Common Reporting Standardの略で、日本語では共通報告基準と呼ばれています。

CRSは、外国の金融機関に保有する口座を利用した国際的な租税回避を防止するために、経済協力開発機構(OECD)が策定した、金融口座情報を自動交換する制度です。

現在、日本を含む100以上の国・地域がCRSに参加し、参加各国に所在する金融機関は、管理する金融口座から税務上の非居住者を特定し、当該口座情報を自国の税務当局に報告する必要があります。報告された情報は、各国の税務当局間で相互に共有されます。CRSは、参加各国の国内法に組み込まれ、現地法令として適用されます。三井住友銀行

CRS Self Certification FormもForm W-8BENと同じように、Country Informationで入力した情報が勝手に入っていますが、そのままContinueを選択してしまって大丈夫です。

こちらも、口座開設後にきちんと修正されているか確認しましょう。

つまづきポイント2:Customer Account Review

Customer Account Reviewには、取引経験などを記載します。

シンガポールでは、証券口座開設に際し、取引経験・実務経験なし、FInance系の資格や学歴なし、という方は、SGXのテストに合格しなければならないことになっています。

口座開設されるまで

以上が、Tiger Brokersで口座開設をする方法でした。

Tiger Brokersは、基本的には即日開設をうたっています。

ところが、私が口座開設をした際は、日本人用に変更するのに手間取ったためか、数日間音沙汰がありませんでした。

Chatで問い合わせると、2015年からの雇用歴を教えてほしいと言われ、返答するとその日のうちに口座が開設されました。

Tatsuo

数日たっても音沙汰がなければ、Chatに問い合わせてみましょう!

口座開設後

口座開設後は、Form W-8BENとCRS Formが正しく修正されているか確認しましょう。

HP上でアカウントにログインして確認をしてください。

ログイン後、画面左下部のAccount Settingをクリックします。

Tax InfoのViewをクリックすると、記載内容を確認することができます。

Tatsuo

国籍や住所などがきちんと修正されているか確認しましょう!

口座開設キャンペーンについて

現状、Tiger Brokersでは以下の口座開設キャンペーンが開催されています。

  • 米国・香港株の取引手数料が5回まで無料
  • 初めの口座入金額に応じ、最初の取引後にCash Back(Stock Voucher)

米国・香港株の取引手数料が5回まで無料

取引手数料が無料になるキャンペーンですが、自動的には適用されませんので注意が必要です。

取引アプリで、Me→Propmotions & Rewardと進み、Promotion & Rewardsでバウチャーを有効化する必要があります。

初めの口座入金額に応じ、最初の取引後にCash Back(Stock Voucher)

Stock Voucherが、最初に預け入れた金額に応じて付与されます。

預入金額に応じて、以下の金額がCash Backされます。

  • SGD 2,000以上:SGD 30
  • SGD 5,000以上:SGD 50
  • SGD 10,000以上:SGD 70
  • SGD 30,000以上:SGD 100

Stock VoucherもVoucherをクリックして有効化する必要があります。

有効化後、最初の取引をした翌日あたりに、USDで付与されます。

Tatsuo

無料で出金可能なので、Voucher入手のためにSGD 30,000以上入金して、満額のVoucherをもらうといいと思います。
私は後からでもいけると勘違いして、うっかり満額もらいそびれました…。

まとめ

以上で口座開設編は終了です。

少し分かりにくい部分もあったり、日本人が開設することが想定されていない入力フォームであったりと、随所でまだ開発途中である印象は受けますが、ランニングコストが安く、使い勝手がいいのでぜひ試しに開設してみてくださいね。

Tiger Brokersの概要については、【シンガポールで投資】米国株投資ならTiger Brokersがおすすめ【実際に使用した感想】で詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください!