【シンガポールで投資】DBS Vickersでの証券口座開設
この記事では、DBS銀行の系列の、DBS Vickersでの証券口座開設方法(DBS銀行口座・CDP保有者向け)を解説します。
→CDP口座開設方法について、加筆しました(2020.12.19)
DBS銀行の口座開設の手順については、以下の記事をご参照ください。
【シンガポールで銀行口座開設】DBS口座開設手続き
シンガポールで投資を始めよう
シンガポールで働き、ある程度シンガポールドルが貯まってきたら、投資を始めてみることをおすすめします。
なぜなら、シンガポールでは、駐在員であっても個人の投資収益に関する税金が非課税だからです。
また、シンガポール居住期間中は、日本では非居住者扱いとなるため、日本に税金を納める必要もありません。
(ただし、帰国後も株を所有している場合、海外源泉所得であっても日本の居住者には課税されます。この件については別の記事で説明しようと思います。)
非課税の恩恵は株式投資にとって非常に大きいので、ぜひシンガポールにいる間に投資にチャレンジしてみてください。
DBS Vickersで証券口座を開設するメリット
シンガポールにはいろいろな証券会社が存在しますが、以下の3つの理由から、DBS Vickersをおすすめします。
- Cash Upfrontを使えば手数料が安い
- DBS銀行系列なので、DBS銀行口座を持っていれば手続きが簡単
- CDPでの保管となり、自分名義での株式所有ができる
1. Cash Upfrontを使えば手数料が安い
DBS銀行のiBanking(ネットバンキングサービス)経由でDBS Vickersにログインして投資をすれば、Cash Upfrontというサービスが利用でき、手数料率0.12%、最低手数料SGD 10で投資することができます。
通常、シンガポールの証券会社は、手数料率0.2%台、最低手数料をSGD 25程度に設定している場合が多いです。
そのため、一度の投資額がSGD 10,000程度以下だと、最低手数料が適用されてしまい、結果的に投資額に比して高い手数料を払うことになってしまいます。
最低手数料の小さいCash Upfrontサービスが使えるDBS Vickersならば、投資額が小さくても最低手数料が低く抑えられるため、気軽にシンガポールで投資を始めてみたい方にぴったりだと思います。
ただし、Cash Upfrontサービスは、シンガポール市場での購入のみに適用されます。 シンガポール以外の市場での取引を行う場合には適用されませんし、売却時には別途手数料体系が定められていますので、注意してください。
2. DBS銀行系列なので、DBS銀行口座を持っていれば手続きが簡単
DBS銀行の口座を所持していれば、iBanking経由で証券口座開設ができ、手続きがとても簡単です。
証券口座の解説手順は後で解説します。
3. CDPでの保管となり、自分名義での株式所有ができる
シンガポールには、株式の保管方法が2種類あります。
1つはCDPといって、自分の名義で株式を所有する方法。
もう1つはCustodianといって、証券会社名義で購入し、保管してもらう方法です。
DBS Vickersで購入した株式は、CDPで保管されるので、自分名義で株式を所有することができ、株主総会への出席などができるようになります。
CDP口座の開設
上述した通り、DBS Vickersで口座を開設する場合は、SGX(シンガポール証券取引所)の子会社のCDP(Central Depository Accont)で株式を保管することになります。
そのため、DBS Vickersの証券取引口座を開く前に、まず株式保管用のCDPの口座を開設する必要があります。
CDP口座開設はCDP口座開設サイトから簡単に手続き可能です。
SIgn Up using Online Formより、画面の指示に従って情報を入力してください。
入力フォームの中に、TIN(Tax Identification Number)という欄が出てきますが、ここにはマイナンバーを入力します。
必要な情報を提供し、数日すると、SGXよりCDPの番号と、パスワードが通知されます。
これでCDP口座開設は終了です。DBS Vickersでの証券口座開設作業中、DBS Vikcersの証券口座とCDPの口座を紐づけるため、CDP口座の情報を入力する作業があります。
DBS Vickers 証券口座開設手順
- DBS銀行 iBankingにログインします。
- ログイン後、Applyタブをクリックし、リストにある、DBS Vickers Online Trading Accountを選択します。
- スマホでの認証が求められるので、DBS銀行のアプリで承認します。
- Nextを選択します。
- あとは必要なフォームにデータを入力。
- DBS Vickersからの連絡を待って、手続きは完了です。
フォーム入力時には、株式取引の経験などに関する質問や、どの市場での取引を開放するかの選択ができます。市場の選択は口座開設後に変更することも可能なので、ひとまず興味のある市場を選んでみてください。
後日、DBS銀行から、DBS VIckersの口座開設が完了した旨の連絡が届きます。
口座番号はメールで通知され、ログインパスワードは後日郵送されますので、それぞれ無くさないように管理しましょう。
DBS Vickersで、シンガポールでの投資を始めてみよう!
DBS Vickersのおすすめポイントは伝わったでしょうか。
DBS銀行の口座を持っていればとても簡単に証券口座を開けますので、DBS銀行口座を持っている方は、ぜひDBS Vickersで証券口も開設して、投資を始めてみてください。
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